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保坂修司

イスラーム世界の現在形

サウジ対イラン、中東の新たな対立の構図

2018年01月30日(火)19時20分
    サウジ対イラン、中東の新たな対立の構図

    サウジのムハンマド皇太子はイランとどう対峙するのか(写真は昨年11月にリヤドで開催された国際フォーラムの会場に掲示された皇太子の姿) Faisal Nasser-REUTERS

    <対テロ戦争は新たな局面に入り、勢力図の変化が次なる争いの火種を生む>

    2017年の中東ではいくつもの大きな変化があった。最大の事件は、イラクとシリアにまたがってカリフ国家樹立を宣言していたテロ組織ISIS(自称イスラム国)がモスルとラッカという拠点を失い、勢力を減退させたことだ。

    プロフィール

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    保坂修司

    日本エネルギー経済研究所研究理事。
    慶應義塾大学大学院修士課程修了(東洋史専攻)。在クウェート日本大使館・在サウジアラビア日本大使館専門調査員、中東調査会研究員、近畿大学教授等を経て、現職。早稲田大学客員教授を兼任。専門はペルシア湾岸地域近現代史、中東メディア論。主な著書に『乞食とイスラーム』(筑摩書房)、『新版 オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦』(朝日新聞出版)、『イラク戦争と変貌する中東世界』『サイバー・イスラーム――越境する公共圏』(いずれも山川出版社)、『サウジアラビア――変わりゆく石油王国』『ジハード主義――アルカイダからイスラーム国へ』(いずれも岩波書店)など。

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