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六辻彰二

塗り替わる世界秩序

新型コロナで戦略物資になった医療用マスクで日本は大きく出遅れた

2020年05月11日(月)11時40分
    新型コロナで戦略物資になった医療用マスクで日本は大きく出遅れた

    米複合企業スリーエム(3M)の研究所にはさまざまなN95マスクが並ぶ(ミネソタ州メープルウッド、3月4日) Nicholas Pfosi-REUTERS

    <いざという時、医療従事者を守るマスクや防護服を確保できるか否かは安全保障に関わる問題になった。マスクのためなら同盟国さえ裏切る「マスク安全保障」の時代に、日本は中国依存を強めるだけでいいのか>

    医療用マスクが不足する日本は、中国からの輸入で急場をしのごうとしている。それは短期的には日本の医療を支えるためにやむを得ないが、長期的には日本の独立性を脅かすものにもなりかねない。

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    六辻彰二

    筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売

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