Photographs by TAKESHI TOKITSU
5月25日、秋葉原/世界の大都市を中心に広がった新型コロナウイルスにより、感染症や災害に対する過密都市の脆弱性への認識は広がりつつある。テレワークなど働き方の変化もあり、人口の一極集中が続いていた東京都は7、8、9月と3カ月連続で転出超過となった
<緊急事態宣言のもと本格的な「自粛」生活が続くなかで、東京は人という演者を失った巨大なセットのように静かにたたずんでいた>
2020年4月7日、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大を受け、日本で初めてとなる緊急事態宣言が発出された。五輪開催を控え、多くの外国人や観光客であふれていた首都・東京は、本格的な自粛生活が始まったその日以降、人という演者を失った巨大なセットのように静かにたたずんでいた。
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