Newsweek

冷泉彰彦

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

「ぶどう1粒で逮捕」のニュースは、もっと背景の報道を

2018年10月04日(木)15時50分
    「ぶどう1粒で逮捕」のニュースは、もっと背景の報道を

    「購入前のぶどうを食べる」のは試食として広範囲に自然に行われている omersukrugoksu/iStock.

    <ぶどうを購入しないで1粒食べた高齢男性が逮捕された事件は、試食に関する日本の商慣習や急増する高齢者問題について考えさせる>

    福岡市の青果店でぶどう1粒を店頭で、購入することなく勝手に食べたとして男性が窃盗(盗み)の疑いで逮捕されたそうです。NHK(ネット)などが全国ニュースとして配信しているのですが、報道として、今ひとつスッキリしない印象です。

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    冷泉彰彦

    (れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

    最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

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