Newsweek

イラン

戦争は不可避? 米世論調査で半数が「イランと数年以内に開戦」

2019年5月22日(水)12時00分

    5月21日、米国民の約半数は数年以内にイランとの開戦を予想している。写真はアラビア海を航行する米軍強襲揚陸艦キアサージ(手前)とミサイル駆逐艦(奥)。米海軍提供(2019年 ロイター)

    ロイター/イプソスが21日に公表した調査によると、米国民の約半数は数年以内にイランとの開戦を予想している。

    調査によると、イランが米国の安全保障上の脅威になるとの懸念は昨年より高まっている。ただ、イランへの先制攻撃は大半が反対。一方、イランが米軍を攻撃した場合、5人中4人は、限定的、もしくは全面的に反撃すべきだと考えている。

    調査は5月17-20日に実施。全米1007人から回答を得た。うち、民主党員は377人、共和党員は313人。誤差の範囲は4%ポイント。

    トランプ米大統領の対イラン政策については、支持しないが49%、強く反対が31%。支持するは39%だった。

    数年以内にイランと開戦すると予想した人は51%で、昨年6月の同様の調査から8%ポイント上昇した。

    イランは米国にとり「深刻な」もしくは「差し迫った」脅威だとの見方は53%で、昨年7月の調査から6%ポイント上昇した。北朝鮮が脅威との回答は58%、ロシアが脅威だとの回答は51%だった。

    米国はイランに先制攻撃をすべきでないと60%が回答。先制攻撃すべきだと回答した人は12%にとどまった。

    ただ、イランが攻撃した場合、米軍は報復措置を取るべきだと回答した人は79%だった。限定的な報復措置を支持する人は40%、本格的に反撃すべきだとの回答は39%だった。

    [21日 ロイター]


    トムソンロイター・ジャパン

    Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

    注目のキーワード

    注目のキーワード

    ニューストピックス

    本誌紹介

    特集:Black Lives Matter

    本誌 最新号

    特集:Black Lives Matter

    今回の黒人差別反対運動はいつもとは違う──「人権軽視大国」アメリカが変わる日

    2020年7月 7日号  6/30発売

    人気ランキング

    • 1

      孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

    • 2

      国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉

    • 3

      韓国、Netflix急成長にタダ乗り議論で法改正 政府は韓国版Netflix育成を宣言

    • 4

      新型コロナのワクチンはいつになったらできる?

    • 5

      オーストラリア経済の長期繁栄に終止符 観光・教育・…

    • 6

      中国・三峡ダムに「ブラックスワン」が迫る──決壊は…

    • 7

      「バイデン大統領」に備える投資家 ドル売りに米株保…

    • 8

      東京都、新型コロナウイルス新規感染111人 4日連続3…

    • 9

      東京都、3日の新型コロナ新規感染は124人 小池知事「…

    • 10

      東京都、新型コロナウイルス新規感染131人 3日連続3…

    • 1

      国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉

    • 2

      世界最大の中国「三峡ダム」に決壊の脅威? 集中豪雨で大規模水害、そして...

    • 3

      孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

    • 4

      東京都、新型コロナウイルス新規感染107人を確認 小…

    • 5

      英首相ジョンソン、香港市民の英市民権取得を確約 中…

    • 6

      スウェーデンの悪夢はパンデミック以前から始まって…

    • 7

      東京都、3日の新型コロナ新規感染は124人 小池知事「…

    • 8

      韓国「炭酸カリウム」を不当廉売? 経産省が調査開…

    • 9

      北京で6月にクラスター発生したコロナウイルス、東南…

    • 10

      中国・超大国への道、最大の障壁は「日本」──そこで…

    • 1

      国家安全法成立で香港民主化団体を脱退した「女神」周庭の別れの言葉

    • 2

      世界最大の中国「三峡ダム」に決壊の脅威? 集中豪雨で大規模水害、そして...

    • 3

      孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

    • 4

      東京都、新型コロナウイルス新規感染107人を確認 小…

    • 5

      ポスト安倍レースで石破氏に勢い 二階幹事長が支持…

    • 6

      自殺かリンチか、差別に怒るアメリカで木に吊るされ…

    • 7

      街に繰り出したカワウソの受難 高級魚アロワナを食…

    • 8

      中国・超大国への道、最大の障壁は「日本」──そこで…

    • 9

      宇宙に関する「最も恐ろしいこと」は何? 米投稿サ…

    • 10

      「この貞淑な花嫁は......男だ」 イスラムの教え強い…

    もっと見る

    Picture Power

    レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

    【フォトエッセー】抗議と嘆きと連帯の聖地になったジョージ・フロイド殺害現場