Newsweek

新型肺炎

武漢の新型コロナウイルス感染者は公式発表の約7倍?──香港大

2020年2月3日(月)16時55分
パラシュ・ゴシュ

    今回の研究によれば、4月後半から5月の初めには、中国だけで感染者数は1日15万人も増加する可能性がある。

    そこで当局に対し、休校や在宅勤務といった感染拡大を食い止めるための強力な措置を取るよう求めている。

    香港大学の研究者キャシー・リアンは「多くの人が集まるイベントを中止したり、学校を休校にしたり、在宅勤務を導入することで人と人との接触を劇的に減らす対策を取れば、感染の拡大を抑えることができるかも知れない」と指摘する。中国からの感染者の流入や二次感染が多少あったとしても、大流行は防げるかもしれないというのだ。

    「感染者の出たすべての地域で人の移動を厳しく制限することができれば、感染の可能性を減らし、流行を抑え込める」と彼女は言う。

    リアン学部長は世界各国の政府に対し、感染者の流入に備えた計画を立てるとともに、感染拡大を抑えるための措置を取るよう強く訴えた。「武漢を初め、中国の大都市と深い関係のある都市では特に、検査薬や医薬品、防護服、病院の資材、そして何より、医療スタッフの確保」が、急務だという。

    (翻訳:村井裕美)

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