Newsweek

新型コロナウイルス

NY在住の大江千里、ワクチン接種後に副反応? 体調が急変し失神した

2021年2月18日(木)11時55分
大江千里(ニューヨーク在住ジャズピアニスト)

    アナフィラキシーショックを経験後、今はピアノを弾けるまでには回復したという大江氏(2月17日、自宅で撮影)SENRI OE

    <モデルナ社のコロナワクチンを接種した大江千里氏。2度目を接種して数時間後に異変が訪れた。モデルナワクチンのアナフィラキシーショックは40万人に1人とされる。大江氏自身がつづった、壮絶のワクチン体験>

    ニューヨークでは、あるベニューでジャズライブをやる場合、その前後1カ月は他の会場でのライブが禁じられている。新型コロナウイルスのワクチンも同じだ。

    先日、肝炎のワクチン接種の予約があった僕はついうっかり病院へ行き、ワクチン接種前に何気なく「そういえばコロナワクチンを打ったんだ」と報告をしたら「え? まだ1カ月経っていない。しかも2回目があるでしょ?」と接種せずに帰された。

    僕の頭はコロナワクチンだけにフォーカスされていたため、他のワクチンとの兼ね合いには気付けなかった。全てのワクチンがダブルトリプルブッキングなきよう気を付けなければいけない。

    僕が加入している医療保険では、60歳を皮切りに帯状疱疹(2回)をはじめ、肝炎(3回)、インフルエンザなどしょっちゅう病院から連絡がありワクチンを打つ。そんな中へ、いきなり乱入ワクチン、コロナ。

    1度目のコロナワクチン接種は今年1月10日だった。1月9日、僕のもとにニューヨーク市から携帯メールが届き、ワクチン接種の予約が開始されたとある。60歳の僕は優先接種の対象になる65歳以上の高齢者でもなく、医療従事者等でもない。

    なぜ自分が早期に接種できたかは分からないが、携帯メールで「あなたは医療従事者ですか?」「COVID-19の患者を世話したり看取ったりしたことがある?」「葬儀屋ですか?」などの質問に答えていくと、僕が住むブルックリンに大型のワクチン接種会場がオープンした1月10日の予約が取れた。

    翌日、接種会場である小学校に着くと長蛇の列が出来ていたが、思ったより早く、2時間ほどで接種テーブルへ。申し込む際にファイザー社とモデルナ社のものが選べるのだが、最初からモデルナにチェックが入っていたので僕はそのままモデルナを接種。打った後は別の場所で15分待機し、何もなかったので外に出た。モデルナのワクチンは、1本目を打った後、28日置いてから2本目も同じものを打つことになる。

    2回目のコロナワクチンは2月10日に予約したので(予約日は自分で選べた)、3回打たねばならない肝炎のワクチンは2回目が3月10日以降になり、3回目はその6カ月後になる。長いワクチンストーリーに気が遠くなる。しかしまずはコロナだ。

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