ニュース速報

ビジネス

イエレン氏、インフラ法案可決呼び掛け 年内にインフレ低下へ

2021年08月05日(木)04時39分

イエレン米財務長官は4日、超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案は賃金や人種の不平等を是正し、気候変動の緩和にもつながるとし、法案可決を呼び掛けた。写真はイエレン財務長官。6月23日撮影(2021年 ロイター/Greg Nash)

[アトランタ 4日 ロイター] - イエレン米財務長官は4日、超党派による1兆ドル規模のインフラ投資法案は賃金や人種の不平等を是正し、気候変動の緩和にもつながるとし、法案可決を呼び掛けた。

ジョージア州アトランタでの講演で、現在上院で審議されているインフラ投資法案は、1950年代にアイゼンハワー政権下で着手された州間高速道路の建設以来の最大のインフラ投資だと指摘。「輸送および道路プロジェクトに資金を提供することで、成長しているコミュニティーと多くの人々とをつなげ、成長していないコミュニティーに成長をもたらす」と述べた。

また、50万カ所の電気自動車用充電ステーションへの投資は、よち環境に優しく、耐性のある経済への移行を加速させるとした。

一方、議会は教育や育児への支援拡充、子育て世代に対する税控除の恒久的な拡大、より手頃な価格の住宅、医療制度の改善などバイデン大統領が提唱する「アメリカン・ファミリープラン」の他の投資を推進する必要があると強調。「どの程度だと過度な支出になるのかについては誠実な議論がなされている。ただ、このような投資を行うのであれば、今が財政的に最も戦略的な時期だ」とし、今後10年間は連邦政府の債務支払いコストが過去の水準を下回る見通しとした。

さらに「長期にわたる税制改革、特に年収40万ドル未満の大多数の米国民に影響が及ばない法人税の改革を通じて、投資の財源を賄う長期的な計画がある」とし、このような投資は「優れた経済政策」で、米国が世界有数の経済大国であり続けることにつながると語った。

米インフレ動向については、「月間のインフレ率は低下しても、前年比では当面やや高止まりする見通しだ。しかし、月間インフレ率が年末までに、米連邦準備理事会(FRB)が物価安定と判断する水準まで低下すると見込んでいる」と述べた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ワールド

日米豪印、「強制に屈せず」と共同声明 中国念頭に連

ワールド

カナダ人2人が中国を出国、ファーウェイCFOの拘束

ワールド

日米豪印の首脳会合、毎年開催で合意 「さらに発展」

ビジネス

アングル:独自動車大手、水素燃料とEVに「二股」の

MAGAZINE

特集:予防医療の時代

2021年9月28日号(9/22発売)

病気は「治す」から「防ぐ」へ......ゲノム検診で異常検知し超極小「ナノマシン」が細胞診断する日も近い

人気ランキング

  • 1

    武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実験を計画していた

  • 2

    感染は日本とアメリカが中心、すでに35カ国で確認されたR.1変異株の危険度

  • 3

    起業の成功に必要なもの...資金・コネ・知識・経験より大事な4箇条

  • 4

    【新型コロナ】中国の生物兵器完成を許すな

  • 5

    カップル・セラピストが見た、関係修復に失敗する夫…

  • 6

    グッチのバッグからダイソン家電まで...... 中国恒…

  • 7

    中国恒大、23日分の利払い約92億円の実行困難に 米…

  • 8

    「研究所流出説」を甦らせた素人ネット調査団、新型…

  • 9

    日本の元セクシー女優、フィリピンに遊びに行ったら…

  • 10

    犬のように人懐こい猫25種 飼い主に忠実な「相棒」…

  • 1

    「携帯キャリアと正反対」 ネットフリックスが幽霊会員を退会させる狙いとは?

  • 2

    男性の平均寿命トップから36位へ 沖縄があっという間に「短命県」になったシンプルな理由

  • 3

    家族を優しく守ってくれる「吠えない」大型犬

  • 4

    サイを逆さ吊りにする実験結果がイグノーベル賞を受賞

  • 5

    韓国の技術革新力が世界5位に──K ポップの活躍も要因…

  • 6

    武漢研究所、遺伝子操作でヒトへの感染力を強める実…

  • 7

    生放送の天気予報に堂々と映り込む犬「おやつが欲し…

  • 8

    ハリケーン被害:洪水で流れてきたワニに庭で食われる

  • 9

    起業の成功に必要なもの...資金・コネ・知識・経験よ…

  • 10

    4000回の腕立て伏せを毎日、1年間続けた男...何を目…

  • 1

    「レオ様」激似の顔を持つ男...その数奇な運命と、たどり着いた境地

  • 2

    中国の衛星が3月に軌道上で突然分解......その理由がようやくわかった

  • 3

    来日25年のフランス人が気付いた、日本の「あり得ない」裏の顔

  • 4

    失敗学の研究者が見た、日本人の「ゼロリスク」信奉

  • 5

    タリバンがブラックホークを操縦する異常事態、しか…

  • 6

    エヴァンゲリオン、美しく静かなラスト...ファンもこ…

  • 7

    無人島にたどり着いた日本人たちがたらふく味わった「…

  • 8

    動画サイトの視聴で広がる集団疾患、世界の若年層で…

  • 9

    330匹の猫が不審死...原因はペットフードか 重症猫…

  • 10

    日本の元セクシー女優、フィリピンに遊びに行ったら…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中