ニュース速報

ワールド

核合意再建協議、9日に再開 イランの姿勢に懸念も

2021年12月08日(水)11時30分

イラン核合意再建に向けた協議が9日にウィーンで再開される見通しと、イラン学生通信(ISNA)が7日報じた。5月撮影(2021年 ロイター/Lisi Niesner)

[ドーハ 7日 ロイター] - フランスのルドリアン外相は、イラン核合意再建に向けた協議が9日に再開する見通しだと明らかにした。ただ、イランが核開発を進めるために協議を引き延ばしているとして懸念を示した。

11月29日に開始し、今月3日に中断した7回目の協議についてルドリアン氏は議会の委員会で「それほど期待が持てる」状況ではないと指摘。

イランは協議引き延ばしを望んでいるもようだとし、長引けば長引くほど、イランは核開発制限義務の履行をさらに停止し、核兵器保有に近付くことになるとの認識を示した。

イランのメディアも核合意再建協議が9日に再開する見通しだと報じたが、米国務省の高官は、確定した日程は承知していないと述べた。

イランが義務履行を再開し、米国が核合意に復帰することを目指し、両国はウィーンで欧州を仲介役とする間接協議を行ってきた。

ただ、米国務省高官は先週末、イラン側が今回、合意再建に向けて過去6回の協議で示していた全ての譲歩案を撤回する一方、他国による妥協は維持した上でさらなる要求を行ったと非難した。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)はバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が7日の電話会談で、イランについて「生産的」な協議を行ったと述べた。ロシアは中国、英仏独とともに核合意の当事国。

「イランが真剣な姿勢を欠けば、それだけ(米中ロ英仏独)の結束が強くなり、交渉でイランの孤立感が増すことになる」と語った。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ

ニュース速報

ワールド

米最高裁リベラル派のブライヤー判事退任へ=報道

ワールド

米、ロシアに安全保障巡る回答文書提示 国務長官「真

ビジネス

WTO、中国による対米相殺関税を承認 米は非難

ビジネス

カナダ中銀、金利0.25%に据え置き 近い将来の利

MAGAZINE

特集:あぶない超加工食品

2022年2月 1日号(1/25発売)

脳の快感回路にダイレクトに響く「不自然な食品」は食品業界の福音だが、消費者には病気の源?

人気ランキング

  • 1

    なぜネコは1日じゅう寝ているのでしょう?

  • 2

    閲覧注意:インパラを丸呑みするニシキヘビの衝撃映像

  • 3

    「2人にしか分からない言葉」で夜な夜な戯れ合う双子の赤ちゃん

  • 4

    米中の間で「いいとこ取り」してきた韓国が、半導体…

  • 5

    ジャスティン・ビーバーの高級車コレクション、1台20…

  • 6

    1円で売却された米空母キティホーク、解体に向け最…

  • 7

    ニッポンのリタイヤしたオジサンたちが次々と感染す…

  • 8

    男の子は幼児期から「ガラスのハート」 子育ては性…

  • 9

    日本経済は「貯蓄があるから大丈夫」...勘違いする人…

  • 10

    コロナ感染で男性器の「サイズが縮小」との報告が相…

  • 1

    1000年に1度のトンガ大噴火、これでは終わらない可能性

  • 2

    部屋を「片付けなさい」はNG 子供の自己肯定感を伸ばす、正しい「声かけ」の方法

  • 3

    『ドライブ・マイ・カー 』がアメリカの映画賞を総なめしているワケ

  • 4

    「渡航禁止の解除を」WHO勧告を無視する日本とオミク…

  • 5

    なぜネコは1日じゅう寝ているのでしょう?

  • 6

    キャサリン妃の服装は、メーガン妃の「丸パクリ」!? …

  • 7

    「2人にしか分からない言葉」で夜な夜な戯れ合う双子…

  • 8

    閲覧注意:インパラを丸呑みするニシキヘビの衝撃映像

  • 9

    知ってた? 太陽系は「巨大な泡」の真ん中に浮かん…

  • 10

    米中の間で「いいとこ取り」してきた韓国が、半導体…

  • 1

    飛行中のステルス爆撃機が「グーグルマップ」に映り込んでいた

  • 2

    外国人同士が「目配せ」する、日本人には言いづらい「本音」

  • 3

    コロナ感染で男性器の「サイズが縮小」との報告が相次ぐ、「一生このまま」と医師

  • 4

    空手がアラブで200万人に広まったのは、呑んだくれ日…

  • 5

    ブタの心臓を受けた男に傷害の前科──「もっとふさわ…

  • 6

    1000年に1度のトンガ大噴火、これでは終わらない可…

  • 7

    部屋を「片付けなさい」はNG 子供の自己肯定感を伸…

  • 8

    日本のコロナ療養が羨ましい!無料で大量の食料支援…

  • 9

    早老症のユーチューバーが15歳で死去

  • 10

    『ドライブ・マイ・カー 』がアメリカの映画賞を総な…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中