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「ワクチン反対」の投稿をきっぱりやめ、自身も接種した女性の告白

“I Used To Be an Anti-Vaxxer"

2021年09月03日(金)11時54分
ヘザー・シンプソン(主婦、テキサス州在住)

娘に感染させないため新型コロナのワクチン接種を受けた筆者 HEATHER SIMPSON

<妊娠中に見た映像でワクチン嫌いに。勉強したら世界観が変わったが、反ワクチンの仲間からは嫌がらせも>

子供の頃はワクチンに疑問を持つことなどなかった。定期的な予防接種は兄弟も私もきちんと受けた。「反ワクチン派」の存在も、25歳になるまで知らなかった。

あれは娘を妊娠中の2016年のこと。夫と私は予防接種反対のドキュメンタリー映像を見つけた。全部で9時間もあったけれど、最後まで見た。そして心を入れ替えた。この世のあらゆる問題の元凶はワクチンだと、その映像は言っていた。だから私は、生まれてくる子には絶対にワクチンを受けさせないと、固く固く決心した。

娘が1歳半になった頃、私は思い切って自分のワクチン観をフェイスブックに投稿した。すると反ワクチン派の人からすごい反響があって、たちまち多くの人にシェアされた。私、全くワクチンの専門家じゃないのに。

そして昨年2月。私は改めて自分の考えを投稿した。自分は基本的にワクチン反対だけれど、まだ勉強中なので、考えが変わるかもしれない。自分自身はワクチンを受けたくないが、公立学校が児童にワクチン接種を義務付けるのは悪くない。ワクチンが全て悪だとは思わない。でも安全性をもっと高めるべきだ。そんな内容だった。

反ワクチン派の仲間たちは驚いたらしい。当時、私のコミュニティーには8000人の仲間がいたけれど、みんな一斉に去っていった。嫌がらせや脅迫もあり、気が付けば私は独りぼっちだった。

医師や科学者とも討論

それから新型コロナの感染爆発が来た。まだフェイスブックの友達登録から私を削除していない反ワクチン派の人が何人かいたが、彼らは「反マスク派」でもあった。なんて身勝手なの、と私は感じた。マスクを着けろと言われているだけなのに、彼らは他人の命を守ることより自分の自由を重視していた。

私はワクチンについてさらに勉強し、副反応が出る確率がとても低いことを知った。もしかすると自分が間違っていたのかもと思い、さらに医師や科学者から話を聞き、討論を重ねた。そしてワクチン賛成派のコミュニティーに参加したら、歓迎された。

以前の仲間でマスクの着用を拒んでいた人が、ほかの人に感染させた例もある。そういうのは許せない。

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